幼稚園の先生になる方法と収入について

教職に関する科目

教職専門科目には、6つの分野があります。

 

幼稚園教師になるためには、以下のような教職専門科目を履修し、
単位を修得することが必要です。

 

(1) 教職の意義等に関する科目(教育職員論、保育者論など)

 

 教職の意義等に関する科目では、「教育職員」としての意義などについて学びます。

 

 幼稚園教師は、小学校以上の教師と同じように、
「教育職員」ですから、教育職員になるために必要な専門性、倫理、
この仕事に求められるものやその意義について知ることが必要です。

 

(2) 教育の基礎論に関する科目(教育原理、教育心理学、発達心理学など)

 

 教育の基礎論に関する科目では、教育の基礎理論として、
教育の思想や歴史、制度、乳幼児の発達、教育を行なう上での心理学について学びます。

 

(3) 教育課程及び指導法に関する科目(幼児教育課程(カリキュラム)論、
   幼児教育指導法、保育内容総論、保育内容指導法(健康・人間関係・環境・言葉・表現)など)

 

 教育課程及び指導法に関する科目では、保育を通して、
どのように幼児にふさわしい経験をさせるかについて
全体像を具体的に学びます。

 

 幼稚園での実際のカリキュラムや、子どもへのかかわり方、
遊びや生活を通してふさわしい経験をさせるための方法や技術、
子どもに経験させたい内容などをたくさん学びます。

 

(4) 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目(教育相談、幼児理解など)

 

 生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目では、
特別に配慮を要する幼児や、少し気になる幼児など、
多様な子どもを理解するための専門的な知識、
保護者の相談に乗るための専門的な知識や技術を学ぶなど、
現代的な課題について修得します。

 

(5) 教職実践演習(教職実践演習など)

 

新たに取り入れられた教育実践演習では、
幼稚園の教師として必要な資質能力の最終的な形式と確認を趣旨とし、
保育場面を想定したロールプレイやグループ討論、
幼稚園でのフィールドワークなど、
実践的な演習を行ないます。

 

(6) 教育実習(教育実習(幼稚園)など)

 

教育実習は、幼稚園教師になるための重要な科目です。

 

そして教育実習は、一般に現場で4週間の実習と、
養成機関での事前事後指導で構成されていて、
まず養成機関での事前の実習指導を受け、
実習を行なううえでの心構えや必要な事項について学んでから
現場での実習を行なうことになります。

 

現場での実習は、1回で4週間続けて行なう場合、
1週間+3週間と言うように2回に分けて行なう場合などがあり、
各養成機関によって異なります。

 

また、制度で定められた教育実習だけでなく、
他にも現場体験実習をプラスし、
より実習体験を充実している養成機関もあります。

 

実習の内容は、「観察実習」、「参加観察実習」、「部分実習」、
「一日担任実習」などがあります。

 

・観察実習

 

観察実習は直接子どもにかかわりません。
見学実習と呼ばれることもあり、
内容はその名の通り「見学・観察」がメインで、
子どもの様子などをメモに取りながら観察します。

 

・参加観察実習

 

参加観察実習は、子どもの遊びや活動の中に実際に加わりながら、
子供達と一緒に動いて子どもの思いや発達、興味、関心、
教師の環境構成、援助の仕方などについて観察をします。

 

・部分実習

 

部分実習は、クラスで活動するとき等に、
絵本を読んだり、手遊びやゲーム、製作を行なうなど、
一定時間、子どもに何かを提供したりしながら
遊びや活動を展開します。

 

・一日担任実習

 

一日担任実習は、実習の締めくくりです。

 

一日限り担任教師として、計画を立てて子どもの保育に当たります。